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甲子園で高校野球を観るなら、夏よりも春がオススメな理由

甲子園での高校野球の全国大会は1年に2度行われる。

3月の春の甲子園(センバツ)と、8月の夏の甲子園(選手権)だ。

ちなみに甲子園とは兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場のことである。

1924年から使用され、2024年には100周年を迎える歴史ある野球場だ。

さて、夏よりも春をオススメする理由だが、まず気候が野球観戦にちょうど良い点である。

3月中旬から4月上旬、桜が開花する季節に春の甲子園は行われる。

長い冬が終わりポカポカとした陽気の中で、しかし夏のような暑さは全くなく、ひなたぼっこをしながら、時にはウトウトして野球観戦できるのが最高に心地よい。

夏のように日焼け対策の帽子やタオル、うちわや凍った飲み物を持っていく必要もないので、身軽な状態で甲子園に行くこともできる。

(下に続く)




次に、春は夏に比べて観客が少なく、のびのびと観戦できる点だ。

夏が3年生最後の大会であるのに対し、春は年度末のため1年生と2年生のみの大会である。

また、春は夏よりも出場校や試合数が少ない。

そうしたことから、春の甲子園は位置づけ的には2番手のような雰囲気もある。

よって、隣が空席だったり、売店で素早く球場メシを買えたりと、個人的にストレスなく観戦できたのは春の甲子園が多い記憶がある。

とはいえ、吹奏楽部の応援は夏と変わらず素晴らしく、春の甲子園もNHKでは全試合全国放送が行われるので、大会の規模は夏に遜色ないほど大きい。

最後に、春は台風の心配が無い点である。

8月の夏の甲子園は台風シーズンに行われるため、試合が台風によって中止されるほか、飛行機や新幹線が台風の影響で動かなくなり、応援団が現地入りできないこともある。

そこへ行くと3月に台風襲来ということはまず無いため、気候的にはやはり春に軍配が上がる。

以上のようなことから、特に初めて甲子園で高校野球を観るという方には、春をオススメしているのである。

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