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思考の自動運転に気付くコツ「定期的に笑顔を作ってみる」

当サイトの記事「肉体も感情も思考も自動運転だから我々人間には制御できない」にも書いたが、とかく我々の思考は自動運転をするものである。

油断していると、たまたま目に入った悪いニュースと悲壮感に溢れたコメントを読んで時間を浪費したり、目の前に起こった出来事にイライラしたりして、荒んだ心になってしまうのはよくあることだ。

だから、思考の自動運転にどれだけ多く気付くことができるか、そしてどこまで正しい方向に軌道修正できるかが、生きていく上でのキーポイントになると私は考えている。

思考が自動運転ならば、思考の軌道修正自体も自動運転ということになるので、軌道修正用のトリガーを用意しておく必要がある。

つまり、定期的に思考の自動運転に気付けるようにするための癖が欲しい。

(下に続く)




それが今回の場合は「笑顔」となる。

まずは1分間に1回笑顔になる癖をつけてみる。

世の中には常に笑顔の人がたまにいるので、本当はその境地を目指したいところだが贅沢は言えない。

定期的に笑顔になれれば十分だろう。

急にニヤニヤし出すのはある意味不気味だが、笑顔でいて損することは少ない。

肝心なのはここから先で、笑顔になったら「ここから1分間、過去最高に楽しく生きよう」と唱える。

するとどうだろうか。

1秒後にいきなり愉快になって楽しくなることはまずないだろう。

しかし、思考は自動的に「最高に楽しく生きるための手段」を探しに行くモードに切り替わる。

その結果として、前向きな思考や言葉が生まれたり、素敵な音楽や映像に出会えたり、自分の言動が変わることによって周囲の人や状況も変わったりする確率が上がる。

少なくとも、後ろ向きでネガティブな考えが我々の思考に占める割合を減らすことができる。

その状態をどれだけ多く維持できるかに人生の質はかかっている。

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