Large Stone

人に嫌われているのが普通だと考えると人間関係がうまくいく

人は、人に好かれたいと思う生き物である。

しかし、その期待が大きければ大きいほど、人間関係における悩みも大きくなる。

なぜなら、全員に好かれるなんてことは幻想だからだ。

どれだけ優しい人、頭の良い人、地位の高い人でも、必ず誰かに嫌われているものである。

日本で一番偉い総理大臣ですら国会で野党に一日中追及されている。

どれだけ美人イケメンで性格最高な有名人でも、アンチがいる。

人は、生理的に合わない人や嫉妬するくらい優れた相手の事も嫌いになってしまうものである。

もうこうなってくると、全員に好かれるための努力など無駄でしかないと思えてくる。

(下に続く)




だから、まず全員に好かれたいという願望は捨てた方が良い。

なぜなら、全員に好かれるために誰に対しても良い顔をして、自分の人生を犠牲にする八方美人な生き方をしたとて、結局はそれも失敗に終わるからだ。

「人に好かれようとして、いい子ぶってる」「口だけは調子が良いが、全然実行できていない」などと言われるのがオチだろう。

「人に好かれたい」という願望や期待を捨てたところから人生が楽になる。

むしろ、「よし、人に嫌われよう」くらいの心意気で良い。

まずは、人に好かれようという魂胆を持った行為を慎むことが大切だ。

そういう行為は大抵他人に見透かされているものである。

余計に人に嫌われることになる。

そうではなく、「俺は、私は人に嫌われたって、何も気にしない」ぐらいに自分を持っている方が人になめられず、むしろ好感が持てるものである。

「人に嫌われてもいいや」と考えることで、今まで他人の目を気にしてやってきた「本当はやりたくないこと」をやらなくて済むようになる。

「本当にやりたいこと」だけやる人生にしよう。

どっちみち、人には嫌われるものなんだから。

記事一覧へ



© 2024 Large Stone
Powered by w3.css