私は小学生の頃に野球でピッチャーをしていた。
そのため肩を痛めることが度々あった。
湿布を貼って治療することもあったが、近所の電気屋さんで30~40万円ほどのマッサージ機に座ることも多かった。
パナソニックやフジ医療器の高級マッサージ機が好きだった。
このように小学生の頃からマッサージを受けていたので、一応マッサージを受けることに関してはベテランだ。
大人になってからは日本だけでなく、台北、香港、上海、北京、アメリカでもマッサージを受けたことがある。
そんな私がゴッドハンドだと思う人の特徴を偉そうに述べていこうと思う。
① まずは爪をしっかり切っている人だ。
マッサージが上手な人でも、爪がグサッと刺さるような指圧をする人は意外と多い。
爪を切り、やすりで整えている人の指圧は本当に滑らかである。
② 次に、マッサージをすることが好きでやっている人だ。
何事もそうだが、「好きこそものの上手なれ」である。
マッサージが好きな人は教えられたことだけでなく、独学で施術を勉強している。
そのため、バリエーションも自ずと豊富になり、技術も非常に高く、指圧の1つ1つに意志を感じる。
③ ツボやコリへの命中率が高いのもゴッドハンドの特徴だ。
私はこれを「ツボレーダー」や「コリレーダー」と言っている。
ゴッドハンドの人はこのレーダーの探知力が非常に高い。
かくれんぼをしているコリも、たちまち見つかってしまう。
長年の努力のなせる業だろう。
イチローや大谷翔平の打率を大きく超える命中率だ。
④ そして、ツボやコリが見つかるとロックオンされ、立体的な3D指圧が始まる。
肉の裏側からも押されるような感覚になる、まさに全面的で圧倒的な指圧だ。
ゴッドハンドの人はツボやコリをロックオンすると、すぐに通り過ぎることはない。
全身をまんべんなく指圧するのではなく、要所要所でじっくりとどまってくれる。
身体の表面をなぞる感じではなく、洞窟を探検するかのような奥深い指圧が特徴だ。
私のツボとコリが思わず声を上げる。
ツボとコリ「そこそこ!よく分かってるねぇ!」
手(ゴッドハンド)「あたぼうよ!」
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