腰痛とは実に辛いものである。
私はデスクワークと肉体労働の両方の経験があるが、座りっぱなしのデスクワークでも腰は痛くなるし、身体を使っていても腰が痛くなることは経験している。
「じゃあデスクワークも体を使う仕事も辞めればいいじゃん」などと言っていたら生きていけなくなる。
腰痛持ちの人は、どうしても腰痛と闘いながら生きていかねばならない。
したがって、ここでは根本的に腰痛にならない方法というよりも、腰痛になった後にどうやってその痛みを鎮めるかについて書いていきたい。
①まず第一に試してほしいのは減量である。
ネット上には「減量することによって腰痛が消えた!」というような記事が散見されるが、私の経験則からも、減量が腰痛の軽減になることは確かだと考えている。
私は以前、30kgの減量をしたことがあるが、15kgほど減量した時点で腰痛はすっかり消えていた記憶がある。
減量することによって、上半身に付いた脂肪という名の天然のダンベルを床に降ろすことができれば、必然的に腰への下方向の負荷も減る。
腰痛を機に減量を始めれば、身体の他の部位の健康増進にも繋がる。
②太ももやふくらはぎのストレッチを行うのも効果的だ。
足の筋肉が硬く伸びない状態になっていると、その分、腰や背骨への負担が大きくなるようである。
私の経験則からも、じっくりストレッチを行って足の筋肉を柔らかくすることによって、腰痛を軽減できたことは何度もある。
そう考えると、実際は下半身だけでなく上半身も含めて、全身の柔軟性を高めておくことが重要なのだろう。
③腰のサポーター(コルセット)を着けることも痛みを抑える方法の一つだ。
これは近所のドラッグストアにも、スポーツ用品店にも売っている。
④マッサージガンを腰に当てることも非常に効果の高い方法である。
マッサージガンはAmazonや電気屋で購入することができる。
電気屋では体験も可能なところが多い。
目にも留まらぬ速さで動くマッサージガンの早業がコリに効き、血行促進にも繋がって腰の痛みを軽減させてくれる。
寝起きの時、起き上がることが難しいぐらい腰が重くても、マッサージガンを当てれば痛みが吹っ飛ぶこともあるほど、私にとって心強いパートナーである。
⑤整体・マッサージに通うことも重要である。
自分で行うストレッチやマッサージガンなどでは到底行うことのできない指圧やストレッチなどの施術を受けることによって、腰と身体全体の劇的な疲労回復に繋がる。
リラックス効果も高く、私個人としてはマッサージのおかげで日々の生活を健康的に過ごせているところもあるので、整体師の方には本当に頭が下がる思いである。
⑥そして、家ではお風呂に浸かり、痛み止めの薬を飲み、湿布を貼って、ぐっすり眠れば、腰の痛みは幾分落ち着いていくことだろう。
記事一覧へ