心(思考)が先か身体(行動)が先か
2019.01.01 Updated
「身体(行動)が先である」と考えた方が良い。
つまり、「身体(行動)が心(思考)を変える」と考えるべきである。
例えば、睡眠不足によって意識が朦朧としている時は、どれだけ屈強な心でも眠気に太刀打ちできない。
風邪を引いて38.5度の熱を出した時に快活に動くことはできないし、心がそれを許さない。
また、開始前にやる気の無かった掃除や勉強や仕事は、始めてしまえば軌道に乗り、数分、数時間は続けられるものだ。
心(思考)は身体(行動)に先立って発生するわけではない。
たとえ心が先だと感じたとしても、その心(思考)を変化させた身体の変化や行動、経験が必ず先立って起きているはずだ。
だから、健全な心をつくるためには、睡眠をしっかりと取り、十分な栄養を摂って健康的な体を維持すること。
行動できるようにするためには、やる気が出ないことでもとりあえず始めてしまうこと。
始めることによって、不思議とやる気は出てくる。
とりあえず始めることが大切なので、大きな目標は設定しない方が良い。
3分だけでもいいから、とりあえずやってみるようにする。
そして、何かをしたくてたまらないという情熱的な心を手に入れたいならば、その分野の成功者に会ったり、実際に成功したら手に入るものを肌で感じたりするなど、自分の心に衝撃を与えるくらいの刺激を継続的に受け続けることが必要である。
外界からの影響によって本能レベルで心身が欲する報酬を発見してこそ、勉強も仕事も運動も副業も本気で頑張れる。